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↑「ミドリ色の屋根」by ルネ・シマ−ル この曲は私にとって永遠に忘れえぬ歌になった。 まだ二学期も始まった間もない日、私のクラスメートが亡くなった。 誕生日を迎えていないハズだったから、まだ12歳。 それは死への旅立ちだった。 バイクでの事故で彼一人だけが天に召されたのだ。 ずっとずっと心の奥底に眠っている記憶。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 何事も無かった様に、 日常が始まり、一日も暮れる。 そんなクレクレタコラ。 こんな言葉遊び、若しくは、冒涜? 中学生からの日課だね。 一応、ぼやいてみるっていう…… そして、今、何万人という人々が、 パソや携帯の画面に張り付いているのかと思うと、 「電車男」のカット割り場面が浮かんできた。 みんなブツブツ独り言(エールの交換?)をいう、あの場面。 楽しい……いや、いとおかし。 怪獣は、今日も、怪獣だ。 一応、ゴメンの言葉を不本意ながらも言ってきた。 「まぁ、いつもの展開さ! 今度は別のシナリオで宜しく!」 |
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皆、寝静まった丑三つ時。
夜空には美しい満月が浮かんでいた。 チカッ! その光が見えたのは丁度キッチンの方角。 ジュピターがレコードの欠片を箱にしまう時、 そのうちの一つだけが外に弾かれて、 窓枠の僅かな空間に引っかかっていたのである。 その欠片は月の光を十分に受け取ると、 次の瞬間、辺りを真昼の明るさにして、 さらさらとした砂へと変化していった。 いつ窓が開いたのか、それらは夜風と共に、 散り散りに何処かへ飛んでいってしまった。 キッチンが元の静けさへと帰る頃、 揺れるカーテン越しに、 一人の立ち姿が浮かび上がった。 カーテンを開けて出てきたのは、 まだあどけなさの残る少年であった。 ふぅーとため息を付くと、キッチンを後にして、 階段を昇り、ルナの眠る寝室へと歩いていった。 すっかり記憶を失くしたルナは、 虚ろな表情でたじろぎもせず、 ずっとベッドに横たわっていた。 その少年は、傍らのイスを引き寄せて座ると、 しばらくルナの顔をじっと眺めていた。 「ルナ、僕だよ。覚えているかい? 僕はずっと君の事を思っていたんだよ。 気が付いていたかなー?」 そう言って、両手でルナの手を優しく包んだ。 「僕はねー、ルナ、君の記憶の中にずっと居たんだよ。 この森にやってきて、またこうやって割れなかったら、 僕達は永遠に巡り逢えなかっただろうね。 これもきっと運命なのかもしれない……」 その言葉を聞いても、ルナはピクリともしなかった。 テーマ:自作小説(ファンタジー) - ジャンル:小説・文学 |
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