届かない季節(漂流の章)(37)
遠くで波が岩に砕け散る音が聞こえていた。
月族の三人が飛び出した後、
司と椋は二人とも腕組みをしていた。

「仕様が無い奴らだな。
揃いも揃って、向こう見ずの性格ときている。
おい、椋、これからどうするんだ?」
心配でたまらない司が、早口で、
椋に平静を装いながらそう聞いてきた。

「茜姫には、しっかりした紫苑も、
機転の利く藍花も、付いているんだよ。
きっと大丈夫さ! いや絶対大丈夫だ! 
こんな愛しい人を心配なんかさせないよ。
ねっ、そうだろう? ツ・カ・サ!」

その言葉を聞いて、
少し冷静さを取り戻した司は、
「これじゃ、いつもと逆だな!」
と一人苦笑していた。

「今はこの惑星の事を、
もっともっと知っておきたいんだよ。
これからここで暮らすんだからさ。
まずは海の民との話し合いが先決さ!」
そう言いながら、渚との再会を思い、
椋の胸の高まりは、徐々に激しくなっていた。

それを見た司は、
「ははーん。さ・て・は……
美しい人魚姫にあったのか? 
図星だろ! 俺の感に狂いは無いのさ!」
そう言って椋をからかった。

すると、
椋は耳まで真っ赤にしながら、
司の腕をグイと掴んでいた。
しかし、直ぐにその手の力を緩めて司から離れると、
目の前の砂浜に佇み、深く切ないため息を放つのであった。

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【2008/06/06 20:32 】 | 届かない季節No.2(小説) | コメント(2) | トラックバック(0) |
「無人惑星サヴァイヴ」

↑こちらが、実際のエンディング画像です。

正解は「無人惑星サヴァイヴ」でした。
2003年10月16日〜2004年10月28日夕方に
NHK教育で放送されていたNHKオリジナルアニメです。

内容についてですが、ものすごく私の記憶が曖昧な為、
HPを参考にしながら、コラージュ的に物語の舞台を書いてみますね。

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☆概要☆

時は22世紀。
お話はスペースコロニー「ロカA2」に、
14歳の女の子ルナが転校するところから始まる。
そして、数日後、木星へ惑星開拓の実習旅行が行われた。
ルナはシャアラ、シンゴ、ベル、カオル、委員長のメノリ、
そしてハワードと同じ班になる。
出航間際、ルナのロボットペット・チャコが宇宙船に潜り込んでくる。

しかし、
ルナたちの乗った避難シャトルが、コンピューターの不具合なのか、
いつの間にか、見知らぬ「青い惑星」の着陸軌道に乗って、
無人惑星へと不時着することになる。
着く早々、謎の大きな生き物に襲われそうになるが、何とか難を逃れる。

そこへ降り立つと、非文明な原始の森が広がっていた。
通信機器も壊れ、SOSも届かない中、
その無人惑星で、彼らだけの生活を始めることとなる。

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この後を詳しく書くのは、それこそネタバレになるので、
かなり曖昧ですが、こんな雰囲気のアニメです。
そんな無人惑星におけるサバイバル生活をする中で、
色んな経験を通して、逞しく成長していく少年たちのお話で、
まっ……早い話が宇宙版「十五少年漂流記」といったところでしょうか。

お話はもちろん、この絵のタッチ。キャラクターの描き方。
全てが私のツボなのですケロ。
(ああーこんな素敵なお話、私も将来書いてみたーーーい!!!)

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【2008/06/06 16:34 】 | 独り言の泉(徒然記) | コメント(2) | トラックバック(0) |
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