届かない季節(漂流の章)(17)
その蜜の言葉に皆絶句していた。
「月族の人間がこの地に!
追っ手ではあるまいに……」
楠の頭の中は既に混乱していた。

すると朱鷺色のベールを頭から被り、
萌黄が長い呪文を唱え始めていた。
母親から習ったばかりの『鏡の魔法』を、
いっぺん試してみたいと思ったからである。

「あっ……この方、月族の王女様ですわ。
王家の紋章が入った……
三日月の首飾りが見えるんですもの。
その横には双子の兄弟が居ますわねー……
あっ! その隣の方々、飛行民族ですわね」

そう言って鏡に映る様を
萌黄はそのまま喋り続けた。
「何故に……
月族の王女がここに居るのだ?」
楠は腕組みをして考えあぐねていた。

今まで黙って皆の言葉に耳を傾けていた朱華は、
ゆっくり話し始めた。
「姫は月を飛び出したようですわね。
まっ……ほほほほ……
親の決めた婚姻を逃れる為に……ですって……」

「さっきまで涙に暮れていたのに、
この事が少しだけ母上の気持ちを、
和らげているのなら良かった!」
心優しい萌黄はそう安堵していた。

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【2008/05/21 23:50 】 | 届かない季節No.2(小説) | コメント(0) | トラックバック(0) |
喉元過ぎても熱さ益々!
ひとり言ブツブツ。

私、只今ものすごーーーく落ちています。
やっと日の光を浴びられる様になったと思っていたら、
まさかの……天岩戸に逆戻りの状態です。
(情緒不安定。人と直接話せない、誰にも会いたくないなどの症状勃発!)
なので……
今日はスルーして頂いた方が賢明かも……です。

些細な事なのか否か。
結果、起こった事を巻き戻しには出来ないけれど、
事後報告って……一体どういうこと???

たった一回(全くの初対面)しか会った事が無い人。
同じPTAの係の人(学年は違いますが)なので、
連絡の手段として、便宜上、携帯番号、メアドを教えていました。

だからと言って、
「同じクラスの△△さんに、
○○さん(私のこと)の携帯番号、メアド教えました!
事後報告ですみません!」

って
こういう連絡のプロセスが全く理解不能です。

私の連絡手段を知っているのに、しかも
緊急性があるわけでも何でも無いのに……

「教えてくれって言われたから教えた」って……唖然!
まず本人の了承の有無が第一でしょう?
(私の連絡先を知っているわけですから確認出来るハズ)

個人情報をどういう目的なのか知らないままに、
本人スルーで、よく知らない人にそれは届いているのです。
何に使われるのかがわからないわけです。
もともと不安症の傾向がある私の、
この不安は時間を経過するほど、増していくばかりなのです。

しかも、このPTAの代表の中には、
かつて若をいじめた子の母親が二人も偶然居ました。
未だに謝罪の挨拶も何もありません。
顔を会わすのが、私にはその事を思い出させて非常に苦痛なのです。

もともと私は体調が不安定であり、
継続的な活動は難しい旨を先生に伝えてありました。
初めての懇談会の時、代表3名を決める際に誰も手を上げなかったので、
なかなか終了出来ず、先生も困り果てての懇願状態でした。

条件付でという約束で引き受けたのですが、
この様に人前に出られない状態になってしまった以上、
しかもこのままでは責任が果たせない為、
辞退する旨を旦那を通じて伝える運びになったのです。

些細な事なのか否か。
未だに解せない私です。

この様な戯言をここまで読んで頂いた皆様、
本当にありがとうございます。m(__)m

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【2008/05/21 14:22 】 | 蓮の雫(属性) | コメント(0) | トラックバック(0) |
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